小島基成の全てのチューニングをポジティブに

小島基成のブログ。

チト

チト

小島基成


後悔の果てに
ながい
航海の果てに
きみと出逢った
船乗りが
嵐の夜に
湊に辿り着くように
魂の安息所を
きみの中にみつけた
想いは形にすると
逃げていってしまうから
零れ落ちる前に
美しく包んで
あったかにくるんで
言葉を束にして
花束にして
ほどけてしまうまえに

間違いだらけの人生だった
けれど
間違いって
一体何処を指さして言うんだ
それすらもわからなくなってしまうくらいには
間違いだらけの人生だった

ひとりぼっちで生きてきた
誰も信用してはいなかったし
誰も信頼してはいなかった
だから
誰にも理解されることはなかったし
そもそも
理解し合えるとも思わなかった

誰にも言えないことや
言いたくないこと
言ってはいけないこと
言っても伝わらないこと
言っても理解されないこと
言っても誤解されること
言ったらひかれてしまうようなこと

汽笛が鳴ったなら
出立しなければならない
いつまでも
この場所に留まっていることはできないから
依存は
甘えに
甘えは
弱さに
弱さは
後悔へと繋がっていってしまうから

人は
様々な形で
人を裏切るから
深く愛するという行為は確かに恐怖を伴う
人は
様々な形で
人を傷つけるから
深く信じるという行為は時に危険を伴う
深く愛すれば愛するほど
信じれば信じるほど
こころのナマな部分を
さらけだすことになってしまうから
人は
様々な形で
人を
裏切るから
人は
様々な形で
人を
傷つけるから

※雨の音がする
ひとり
本を読みながら
部屋の隅
バリケードを作って
中はとても静かだった
誰も助けにきてはくれないし
誰も助けにきてくれなくていい
ひとりぼっちだった
静かで
ひとりぼっちだった


孤独は人を壊死させる
悪しきものは
いつだってやさしいのですね
どうやら
明るいところよりも
暗い場所の方が
逃げこむのには楽みたいで

もう少し
きのまま
あるがままに
生きていければいいんやろうけれど
そうするには
ずいぶんと
難しい世の中やから
そうするには
ずいぶんと
キツイ
しんどい
世の中やから

底を打った時には
音がきこえる
ぬかるみの中にも
ともしびがみえる
そういえば
はじまりは
いつだって
おしまいの中に含まれてあったっけな

あくまでも個人
個人の付き合いで
あくまでも他者

他者の関係性で
けれども家族で
恋人で
夫婦で
けれども
孤独に
ひとりぼっちで

「愛し合っている」
そこには
他者が介在してくる
ソレが
重荷で
苦しみの土壌で
けれども
癒やし

救いでもあって


この世界に生きていく理由
それを
きみからもらった
だから
もしも
救いがあるとするならば
それはきっと
ぬくもりの方向で

こころがひらける
またたく
いつくしみでみちていく
奥深い
闇の中に
一輪
光のような
音楽

※大丈夫
よくなっていくよ状況は
きみが
それを
ほんとうに望むのであれば
よくなっていくよ
無理はしないように
負けんな
歯は食いしばってな
人は約束で出来ていく
きみに
やさしいうたをうたうよ

※孤独をかき消すようにして
ポエトリーリーディング
大きな声で
でっかい声で
いたみ

つよさへ
かなしみ

やさしさへ
繋げていく
恐れず
繋がっていけ
すべてのマイノリティーに
差別と偏見に
無知と無関心に
無理はしないように
でも
負けるな
居場所は自分でみつけろ
歯を食いしばってな

歯は食いしばってな
  1. 2016/09/28(水) 21:18:35|
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ポイントオブノーリターン

ポイントオブノーリターン

小島基成


大阪
天王寺で産まれ
生野で育つ
親父は朝高
おかんは建国
神や環境を呪っている余裕なんてなく
くる日も来る日も
汗水垂らして
労働
結果俺が産まれる
バブル絶頂期
金に揉まれて育つ
それも泡となって弾ける
辛酸をなめる
入り浸った近所のコンビニに公園
飲み屋
ゲーセン
その筋、塀の中、スレスレの親父と
タバコふかしながらパチンコうってたおかんと
その下に落ちてるスロットのコイン拾って遊んでた俺と
4歳で妹が産まれて
段々と団欒していく家族
癒やされていった孤独と
癒やされきれなかった傷痕と
そこから芽生えた
感性
気概
レベルミュージック


※レプリゼントポエトリーリーディング
レペゼン
夜明け前
イーストバザール
胸にヤマストア
背負ってくパラノイドサーカス
俺達がムシケ
死に別れたあいつらの分もポエトリーリーディング
やめてったあいつらの分もポエトリーリーディング
全てのチューニングをポジティブに
ことばを
きみの胸のうちに置いていく

ポイントオブノーリターン

六時半
目覚ましがなっていったい
俺はなんのために起きて行くのかって自問自答
呪文のように唱える
今日も生きてくために
生きてくために
生きてくために
生きるために
日給8000円
周払いの給料にしがみつくその場しのぎ
浪速区大国2-1-6
今日も空を見上げては
一服ふかして
現場から現場
ルート25、26
内環状線
外環
新御堂
御堂筋
谷町筋
阿倍野筋
我孫子筋
松屋町筋
見えない紐が首に掛かって
今日も生きてく為にチラシ配り
一歩でも前へ
一枚でも多く
一枚でも多く
一歩でも前へ
雨にも負けず
風にも負けず
今日も生きてくために
生きてくために
生きるために


※リフレイン

19歳
初めてあがったライブハウスのステージ
京都三条Voxhall
ブッキングマネージャーchori
理想と現実とのギャップ
埋める為に日々精進
意気消沈
しててもしゃあないしなぁ。
ガラッガラのライブハウスに
人っ子一人いない
ライブバーにクラブに
回るミラーボールだけがやけにやさしく
今日も生き残っていく為に
現場から現場
梅田シャングリラ
江坂pinefarm
天王寺ファイアーループ
心斎橋
火影
新神楽
Pangea
札幌161倉庫
Log
スピリチュアルラウンジ
新潟リバースト
横浜関内ビービーストリート
東京
吉祥寺シルバーエレファント
渋谷乙
名古屋吹上たたらば
福岡四次元
京都二条nano
扇町paradise
南堀江ソーコアファクトリ
今日も生きてく為に
生きる為に
生き残っていく為に
ポエトリーリーディング


※リフレイン


ギャラ受け取って
チャージバックかっさらって
CDうっぱらって
現場から現場
マイク1本
これで生きていく
マイク1本
これで生きてる
アイク一本
今日もこの場所で
いきさせて貰っている

  1. 2016/09/28(水) 21:15:50|
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エビス

「エビス」

小島基成


お疲れって
仕事が終わって
さて、これから何するかなって
たくさんの選択肢が
あなたの目前には用意されてあって
あらゆる可能性の中から
この場所選んでくれたみんなに
あなたに
ポエトリーリーディングへようこそ

しょうもない演技には無関心を
かっこえーライブにこそ歓声を
心響いたなら喝采を
あなたが立脚する
信念とセンスで
センテンスとインテリジェンスで
レスポンスはどうかでっかく
あがってって
ウチラがムシケやけど
どないよ?

日本語で興してく革命劇
確信犯的に核心ついて快進撃
厳密に厳格に幻覚じゃなく幻聴でもなく
顕著に謙虚に限界を突破して言葉あさり
俊敏に峻厳に瞬時に物事を見極めて
85年の阪神のように
ワンバース

ラッパー
じゃなくて
詩人で
ラップじゃなくて
ポエトリーリーディングで
紙一重の境界線
上等
俺は何処でも
後悔せん
導火線
着火して
みてのとおり
ちゃかしてたやつらも
このとおり
ライブジャンキー達は
理解している
ビゴップ
ようこそ俺達の美学へ

チケット代
プラス
ワンドリンク
プラス
会場へとかかる交通費
プラス諸々
起こり得た
甘美なシチュエーション
レクリエーション
選べなかった未来
選ばなかった可能性
それらの
切り捨てられた選択肢の
対価として

この瞬間
この場が繰り広げられていっている
だからこそ
仲良く肩を並べてかけっこ
そんな夜には興味なく
足引っ張り貶し合って我が1番
そんな夜にも興味なく
俺達が目指しているのは一点
到達したこともないような深い場所
つまりが
お互いを高め合ったその先にある
純度の高い深い感動

俺が思っているよりも早く
言葉ってやつは残響になってしまう
だからこそ
期待値を超えて
閾値を跨いで
自らの良心にどれだけ率直になれるか
常識という概念から以下に自由に羽ばたけるのか
音楽に詩をのせて
詩に音楽をのせて
滴るポエジー
ビートで紡いで
メロディーとともに
あなたのもとへ
ことばを
ムシケより
愛を込めて

あなたの声援にのっかっていく
あなたの歓声にのせられていく
不思議なもんで
感謝も極まると
謝りたくなってしまうから
笑えてきて
聴いたこともないような
歓声に声援
拍手喝采万雷
満員御礼
ありがとう
この場所みつけてくれて
俺達のことをみつけてくれて
最後のいちおん鳴り終わるその時まで
誠心誠意全身全霊一生懸命
でいくんで
どうかお時間と体力と気力が許す限り
最後まであったかい力貸したってください
よろしくお願いします

  1. 2016/06/01(水) 23:49:21|
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ヌミノーゼ

ヌミノーゼ


小島基成



声が降ってくる

拡散して
空気と混じる
振動

穏やかに流れゆく
ポエトリーリーディング

宇宙の始原を想う
言葉がうまれる
偶然と必然を
可能性が紡ぐ

立ち現れて
顕現
性起する
その刹那
この一瞬に永遠を尋ねる

そこは寂静

もはや言葉じゃない

ポエトリーリーディング

魂を朗誦する


※清らかなれ
言葉が落ちてくる
世界は残酷で
こんなにも温かい
悲しみよりも早く
君に逢いに行くから
愛よりも美しい
感情をうたうよ


言葉じゃ足りない
全てを伝えきるには
言葉だけじゃ足りない
音が震える
感覚が生起する
あの次元とこの次元を
いま
音楽が結ぶ
俺はただ待つ
言葉が燃えるのを
俺はただ感じる
イメージの最果てを
俺はただみる
反響の相関図を

ただ応じる

耳をすます

知覚する

これから

大切なことをこれからいう
きみは必ずひとりぼっちで死んでいく
恋人も
家族も
友人も
ペットも
誰一人として
つきあってはくれない
痕跡さえも留めない
あとかたもない死に様
それが俺達の事を待ち受けている現象だ


だから出来るだけ祈りのうたをうたう
だから出来るだけ救済の鐘を鳴らす
だから出来るだけ
楽しいことをして生きる
だから出来るだけ
好きなことをして笑う
できる限り
自分以外のもののために頑張り
自分以外のもののために涙し
自分以外のもののために喜び
辛い夜も
悲しい朝も
苦しい現実も
全て糧にして
格好良くあれるように
強くなれるように
くたばるその寸前まで
やさしくあれるように

※ユーフォリア
髪の毛の一本
宇宙の一ミリまで歓喜している
産まれてこれてよかった
すべてはこの場所へと繋がっていた
うそつきにはならないように
いかりにはのまれないように
憎しみの連鎖でさえ
愛してやれたら

※悲しみよりも早く
君に逢いに行くから
言葉よりも確かな
感情を送るよ
静寂を破るファンファーレは
いつだって
けたたましいまでの産声
産まれてきておめでとう
この星は
きみで満ちている



やがて僕らは宇宙の塵となって
再び巡り会うその時にまで
おおいなる眠りの中
安らかに歳をとる


あたたかく眠れ

そして蘇れ
  1. 2015/09/12(土) 16:39:51|
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ワンショット

「ワンショット」


小島基成


あの夜の続きはこの日となって結実
元気そうでなにより
また逢えてよかった
初めての人も
知らない人もようこそ
これがポエトリーリーディング
俺達がその先鞭
つける
結果
先駆ける
時代の先端切り取っていく選択
価値観の転換
分かっている
今こそまさにこれが時代の移り目
つまりがこっから先は楽しんだもんがち

あーそりゃ
どちらさんも
そちらさんも
よっといで
同じアホナラ
踊らにゃ
損損
手を替え
品を替え
札を替え
盤買え
ちゃんと買って聞いてや
頼むでホンマに
あれまもー皆さん出来上がっている案配で?
ご機嫌さんやね
ぶち上げたろうぜフロア
こちらはど素面
でもまぁ大丈夫
なにせ
自分の人生に酔っちまっているもんで


中々にクソしょうもないバンドばかりがいまして
中々にかっこいいバンドは売れませんでして
中々にくそしょうもない世の中でして
けれどどうやらこの空間は中々に最高の場所みたいですな
わかってる
わかっとる
わかっとるから煽るな
俺らがかっこいいのはもう随分前からわかっとる
反応見たらわかっとる
あんたの顔見たらわかっとる
そんなもん小島基成&SATの時からわかっとる
こちとら
ずたぼろにされて
それでも立ち上がってきたんや
フロアに客ゼロ
それでも生き残ってきたんや
誰にも媚びず
誰にもすがらず
天上天下唯我独尊
人生にかかっとるBETが違う
今のうちに買っとけ
乗り遅れんな船に
俺の顔がTシャツになってから買ってもそれはもはやミーハーと呼ばれることになるんやぞ

天下取り
総取り
高き旗あげて
まいど
乗りこなしていく
ライドン
解放していく
マインド
聴こえとる?
パラノイドサーカスからの伝言
根こそぎ上げていく高みへ
俺達の時代へ
信じるも信じないも
まぁまぁくつろいで
君が元気なら
俺達は万々歳や
弾けろ言葉
飛び散れ
ポエジー
迸るポジティブ
コントロールできない衝動
理解しきれない律動
鳴らされる
旋律
生命賛歌
これが歓喜の宴
一匙の永遠を
言葉と音に込めて
楽しんで貰えてるなら
俺達は幸いです

この空間はみんなの善意で出来上がっていて
あなたの金と時間と心意気で出来上がっていて
空中で飛び交う目に見えないポジティブ
端々に宿る
歓喜

エクスプロージョン
アナタからアナタへ
アナタから俺達へ
俺達からみんなへ
ちょっとだけくさいこと言わしてください。

「忙しい中こんなブログのこんな詩を読んでいただきホンマにありがとうございます。」

産まれてきておめでとう!
ええ世界やぞ
こっちは
色々あるけどな
素晴らしい世界やぞこっちは
やからこそ
ありったけの
よきものを込め
よきもので満たし
よきものに包まれ
よきもので溢れたえー時間を

乗り越えていくこの壁の向こうに
今よりも素晴らしい日々は
必ずある
きっとある


  1. 2015/02/01(日) 16:56:23|
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